【日常】自粛、自粛にモノ申す。
花見が自粛傾向らしい。
確かに、この時期にばか騒ぎするのは気が引けるけれども
日本の風物詩でもある花見は
「電気をあまり使わない経済活動」であると思う。
なんでもかんでも自粛すりゃいいってもんじゃないんじゃないかな、と。
現状、イベントや音楽、芸能関係はかなりの余波を受けています。
そしてそれは正しい余波だと思うんですよ。
芸能活動、音楽活動はどこかに一般的経済活動以上に私益や欲望の絡んだものであると思います。
生きる上で、必要であっても必須ではない人も多いサブカルチャー。
そこに余波が現れるのは仕方のないこと。
だけどさ、花見とか、歓送迎会とか、誕生日会とか。
一般的に沢山の人が日頃、頑張って生きた見返りとして欲していい行事まで自粛する、ってのは違うんじゃないかな、と。
特に日本の花である桜に纏わる行事だし、酒屋さんやテキ屋さん界隈からすると、年に数回しかない稼ぎ時を奪われてしまうわけだし、それはそれで経済が停滞しやしないかと。
娯楽すべてが不謹慎であると考える風潮に少し疑問を感じます。
あと、節電で事業縮小している家電メーカーさん。
昨今、政府から「省エネ節電」と要望を受けて、それに沿った消費電力の少ない商品を開発してきたのに、そんな製品を作る工場が事業縮小の影響を一番に受けている。
今までやって来なかった分野こそ、節電の余波を受けるべきなのに、なかなかそうならない。
お陰様で、大衆居酒屋はかなり忙しいです。
閉店時間過ぎても長々と居座り、電気を無駄にする「馬鹿」も相変わらず居ます。
変わるべきところは何も変わっていないし、既に変わっていっている優良な分野が、相変わらずにそんな協調性のない分野をフォローしている。
何事もメリハリをより丁寧に、がこういう時こそ基本なはずだけど。
メリハリを無くすことに成りかねない風潮に、危機感を覚えずにはいられない。