【日常】逆転の発想2。

これは震災前に持っていたアイデアですが。

電車は24時間動けばいいと思う。

勿論、タクシーの出番はかなり減ってしまうけれど、その分、鉄道会社が雇えばいいわけだから、雇用には問題がない。

また、終電切り上げの仕事も娯楽も無くなるわけだから、人の生き方は多様化する。
法令で定められた深夜賃料も変更が可能になってくる。

電力は多様化によってもっと均等化するだろう、とも思うし、京都議定書問題を考えると、エコロジー交通機関は出来るだけ長く稼働したほうがいい。


本数や車両数だけの問題で、可能だと思うし、電車の稼働時間がある程度の人間のライフスタイルを作っていて、電車がないことを理由に仕事にしてもプライベートにしてもだらだらと過ごすこともあるだろう。


要は電車は人のライフスタイルを変えるチカラを持っていて、24時間稼働+自転車積載で車社会を変えることだって可能になる。

自転車積載で駅の数を絞れば、より効率のよい加速と減速が得られるわけで、無駄は無くなると思える。


今の社会は結局のところ、創意工夫以上に、ある特定業者間での利益分割に重きを置いていて、それが国際化、京都議定書問題等、世界との関わりがより密接になってきた社会に適合出来ていないように思える。


そういった海外諸国が絡む問題は島国だから、と言い訳をしている場合でも無くなってくるわけで、脱却方法は考えておかないといけない。


そしてこの電力問題である。


4月から電力料金が値上がりして、太陽エネルギー発電の普及に使われるらしいが、電力会社がどれだけ頑張っても、電力が向かうコンテンツが省電力化しない限り、どうにもならない。

要は、ライフスタイルを根底から覆す改革というか、エネルギー改革を推進するポインティングが重要になってくると思える。


減らすだけではなく、増やすことで分散化、コンパクト化を実現する方法だってあるってこと。

そうすれば、経済を発展させながらの無駄のないエコロジー政策だって可能なはず。



また、夜の稼働を減らして昼間に回すとか、意味不明な話も聞くが、24時間稼働の工場とかで働いたことのある人間なら分かると思うけど、施設なんてものは稼働率があらかじめ決まっているものであり、また、中途半端に止めるほうがロスが多くなる場合だってある。


電気を使えばお金がかかるのだから、そもそも事業家や事業所は常々省電力に努めている。

それでも、対応しきれないから、原子力に頼らなければならなくなった現状。


火力発電は二酸化炭素排出量を他国から何兆円規模で買っている日本としては、既に国家の予算削減を阻む一因になっている。


世界との関わりに無知だったり、自らのライフスタイルを無視したまま、原発を拒否する権利など、自分たちには初めからない。


だからこそ、原発を拒否したいなら、それなりの画期的発想と併せて、様々な提案が必要だと思う。



無理は多少承知のうえで。

無駄を無くす時期に来たのかも知れない。