【日常】バカになる。

意図的にバカになるのって難しいなぁ…
というのが、最近の感想なたけぞーです(´Д`)


とりあえず、芸能に活きる以上、バカになれる能力値は常に突き詰めていきたいなと思います。

もっと頑張らないとな、と反省をひとつ。


とりあえず、バカになる第一段階は昨年クリアしたので、あとは他人に委ねていくのみです。




最近ですが、聖戦士ダンバインを見ています。

去年の夏〜冬。

今は無き伝説のオフ会「初代マジカラ」にて
(二代目が始動していますが、全くの別物ですのでご注意ください。)
好評だったカバー曲が「ダンバインとぶ」でした。


で、アニメ主題歌のカバーの難しいところは共通意識が強すぎるところで
共通意識に呑まれてしまえば、その段階でステージに立つ人間ははりぼてと化します。

作品の主題を理解したうえて、個人として、どう歌うのか?
要は突き詰めれば一番難しいカバー=昔のアニソン、なわけですね。


で、とりあえずもう一度しっかり見ておこう、と思い立った次第です。



で、率直な感想ですが。


これ、リメイクしてくれないかなぁ、と。


ファンタジックでSFなアニメーションが既にこの時代に具現化されていた、という事実だけでも勝算に値すると思うのですが
構成も主題歌も秀逸で、やはり富野監督と矢立さんのコンビってスゲーんだと実感します。


これからの子達、今のアニメーションのクオリティに慣れている子達にも違和感なく見て貰いたいな、と思ったんです。


バイストン・ウェルは一応、地球のパラレルワールドな設定だけど、様々なおとぎ話のエッセンスがこめられていて、見ていてアニメーションが持つポテンシャルをとても良く引き出している。



これから先。

沢山の人のメンタルがバランスを問われることになると思います。

その中でアニメーションが持つ役割もまた強くなるでしょう。


例えばそれが一時の逃避であったとしても。
人が生きていくには、逃避なしでは辛すぎる場面だって存在する。


少しの間で構わないから、荷物を降ろせる場面をアニメーションや音楽や芝居や美術品に肩代わりさせて貰えるのなら、それは素敵な「命繋ぎ」だと思えるから。

極限のリアリティー下の息抜きとして、芸術・芸能が存在をしてくれるのであれば。
そこにチカラを注ぐのが自分の本願であったりもするので。


人それぞれの戦場に、慎ましく存在していけるような音。

子守唄。
鎮魂歌。
賛美歌。

そんなものに辿り着きたいと、ファンタジックなものの中から、リアル過ぎるリアルを見て。

母から与えられた自分の喉を労りながら。

ふと自分の道を悟りました。


今日は初代マジカラで書いた曲。

「笑顔」を練習しよう。


人それぞれ。
辛いことや悲しいことはあるけれど。


笑顔ほど、尊いものはないと思うから。


自分はそんな歌をずっと歌っていければいいなと思います。