【経済】リスクヘッジ。
地方分権が推し進められ、各地方、特色を出せ、と各地方は躍起に様々な特色を出して生き残ってきた。
確かにリスクヘッジとして、産業を分散させることは今後必要になってくるでしょう。
しかし、今まで特定地域でしか生産されていないことを売りにしてきた産業はそもそもの意味を問われることになる。
地方分権の意味も問われることになる。
東京の売りなんて、事業や政府組織が集中している意外にないわけだし、大気汚染を我慢して工業に生命線を見出だしてきた地域だってあったはず。
これすなわち、国家政策が災害を視野に入れておらず、間違っていた証拠ということになる。
他にも銀行のシステムにも今回、問題が浮かび上がってきた。
身分を証明するものが無いうえに、通帳・印鑑・カードが無くなって、不安に思われた方も多かったんじゃないだろうか?
自分も程度は軽かったけど、震災のどさくさで財布を一時紛失して、かなり不便を強いられた。
住基ネットとか、国民を番号で管理することは何事かと、そういう流れではあったけれど、国民番号制はこういう災害時には有効な手段であると思う。
免許と同じくして、番号と写真、DNAやら個人情報の管理を、どの銀行に依託するか?だけの問題で、人は生きていて預金もあるのに、安易に引き落とせない状況もまた問題だし、今回の災害時の対応のように管理が甘くなるのもまた問題だと感じます。
今日、新宿から代々木公園まで歩きましたが、コンビニの数、あれだけ短い距離の駅。
利権が絡んだ各鉄道会社施設の重複率。
すべてが人をダメにしてきたんだと気付きました。
例えばですが、電車に自転車を乗せられる仕様であったなら、どれだけの駅が不要になるか?年間通して多数破棄されていく自転車をリサイクルして各主要駅に配置出来れば…。
そうすれば、福島原発はあったのか?とかさ。
色々と進む方向を間違えてきたらしい。
経済を見直す。
一人一人から考えて貰いたいものです。