【日常】切磋琢磨か?足の引っ張りあいか?

最近、自分の目の前に突き付けられた最大の悲しみは

国会や政治家の論争の過ちについてだ。


本来、政党というものは「ライバル(敵)」ではなくて、「ライバル(好敵手)」として、切磋琢磨しなければならない。

相手より、優れた法案、予算、政治思想、プロセス教育を培って、方向性様々に人の生活をいい方向に導くもの。

国会に国会議員が出席しないなんて論外。自分の業務内容を報告、確認する場所に与党やら法案やらが気に食わないから、支持しないから、とかなんとか理由をつけて出席しない人まで現れる最近の政治。


はっきり言って、時代時代で国民のニーズなんて様々だ。


子供が多く産まれた時代には、子供の扶養に関して、控除が必須=子育て重視だったように。

少子化になれば、逆に扶養控除以前の問題として、子供を産んでも安心して育てられる環境として=出産保障が重視されるように。


政党の基本理念や政策が時代のニーズに合っているかどうか?が支持率なわけであって、少子高齢化となれば、自民党が今まで無政策で減らしてきた子育て世代は民主党を支持するし、自分の欲からある程度解放された高齢者も同様に未来を支持してくださる。

政権交代はそうやっておこるわけであって、自民党が「負けた」わけではない。

より「求められる政党」として民主党が政権を執ったのに、欠席、ねじれと、切磋琢磨ではない、単なる揚げ足取りと妨害工作で、無駄に足を引っ張りあう。



今日のテレビも結局は利権争いにしか見えなかった。

野党は垣根を越えた協力体制とかいう甘い言葉を餌に、次期総選挙を見ているし、補正予算に関して被災者がどうとか、見てもない聞いてもない被災者心情を根性論的として政策論議に付加している。

現状からの推察を置き去りにしたある種の売名行為を公然とやってくれる。



与党は与党で、慎重な予算編成は良いが、慎重過ぎて、野党の協力体制をこれまた利権を踏まえた政策論議で押し通そうとする。


未曾有の災害にも、政治家は利権争いを忘れてなんかいないんです。



被災者や国民が今政治家に求めているのは。

アナタたちが利権争いを忘れて、命と生活の為に、ひとりの人間としてチカラを合わせてくれることです。



非常に残念なものを見たんで。

コナンでも見て、気持ちを和らげたいと思います。