【音楽】ビジネスパーソン。

楽家はよりビジネスパーソンであるべきだと思っている。


何故か?というと、音楽は割とお金に関する物事を軽視する傾向にあるから。

ただ、お金だけに執着しろ、ということではないので、ご理解を。


例えば、昨日バーから関わったイベントは、あるバンドの主催ライブだったけれど、最低3ピースのバンドが5組揃って、20人も集まらなかった。

要は一演奏家、一人以下の集客だったわけ。


で、勿論、その理由がしっかりと見えたわけで、そこを越えないとやはり資金力主体の今の日本の音楽シーンを崩すことは不可能だと思う。

お金をかけてアマチュアバンドが地方に自主的ツアーに出かけることはあるけど、それは「自分の目の前のシェアから逃げる」ビジネスパーソンとしては最終手段な行為。

有名アーティストが地方でツアーをやるのは、その地域にファンが居るマーケティングやチケット売上からのデータ的な試算が取れているからだったりする。
出来るだけ赤字のリスクの少ない土地を選択するのも仕方ないこと。
そもそもツアーは新規開拓を狙う戦略ではないわけ。

ビジネス全般的に言えることだけど、リピーターを獲得するほうが重要ということで、対策も様々。日々、事業家は悩みながら判断と対策をせまられている。

なので、一時期は30人以上にライブの招待を送らないようにしていた。(後から反省して、コスト面の判断でライブ告知は多方面にすることにしましたが)


コスト戦略を間違えるとか、ビジネスマナーがないとか、そもそもビジョンがないとか、まずビジネスパーソンとしての行動に問題の多い音楽家は後を断たない。


楽家がビジネスに疎いので、音楽ビジネスは未だに閉鎖的環境で、シナジー効果も期待出来ないし、様々な問題を抱えていると思う。


まぁ、最低限、音楽的ビジネスマナーくらいはレクチャーして対応して貰いたい、と思う昨日でした。





プチ近況。

昨日、階段をフルで掃除したからか、今日はアレルギー性の鼻炎が酷いです。

来週は点滴に行こう。